
こんにちは、もちまるです。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。
この記事では、
2023年11月に受けた英検1級のスピーキング試験の内容を紹介しています。
1級の試験当日の様子については、こちらの記事に書いています。
一次試験↓

二次試験↓

スピーキングテストの面接官について
まず、面接官についてですが、
2人とも女性でした。
英検1級二次試験の参考動画をYouTubeで見て以来、
勝手に面接官は男性だとばかり思っていたので、
私にとってこれは以外でした。
面接官は、それぞれこんな方でした↓
ネイティブの女性
金髪・青い目の白人の中年女性。(60代ぐらい?)
訛りから、おそらくイギリス人と思われる。
大きな黒のケープを着ていて、一瞬魔女かと思ったが、
同時にステラおばさんのように、おおらかで優しそうな雰囲気もあった。
日本人の女性
スーツを着た小柄な若い女性。(30代ぐらい?)
いかにも知的な感じではあるが、威圧感などは全くない。
日本人特有の訛りなどは皆無で、英語は堪能。話した雰囲気などから、たぶん帰国子女だと思われる。
私の場合、
スピーチ前のアイスブレイクは自己紹介のみで終わって、
日常会話も世間話も一切なかったので、
面接官の「名前」以外の情報は、分かりませんでした。
スピーチで選んだトピックについて
私が選んだトピックは、
「Will cyber attacks become greater threat than previous warfare?」です。
まず、面接の部屋に入ったら、
受験者が座る席に、すでに「トピックカード(緑色)」が裏向けて置かれていました。
アイスブレイクの後、
「トピックカードを表向けにして、1分で一つトピックを選ぶように」
と指示されるので、
カードに書かれた5つのトピックから一つを選択します。
練習したのと一番近い内容だった、
「Will cyber attacks become greater threat than previous warfare?」
を選びました。
他の4つのトピックは、
緊張ですっかり忘れてしまったんですが、
1つだけ、「文学の授業は推進されるべきか?」
みたいな内容のトピックがあったことだけは覚えています。
スピーチの内容
「Will cyber attacks become greater threat than previous warfare?(サイバー攻撃は、これまでの戦争よりも大きな脅威となるか?)」
に対して、以下2点を理由に、
「Yes」の立場で回答しました。
①サイバー攻撃は、たった一回の攻撃でも企業や国に大きな影響を与えることができる。
②対策を強化していても、サイバー攻撃の技術は進歩し続けるので攻撃を食い止めることは難しいだろう。
以上を軸にスピーチをしたのですが、
2分間の時間が与えられるところ、
なんと、1分40秒ぐらいで終わってしまいました・・・。
やや言葉足らずなスピーチになっていたかもしれない、
というのが話し終えた直後の感想です。
面接官も、
「え、もう終わり・・・?」
みたいな表情をしているように見えました・・・。
ただ、スピーチが早めに終わってしまったからか、
その後の質疑応答が結構長めでした・・・(笑)
スピーチ後の面接官とのQ&A
スピーチが終わったら、
面接官との質疑応答が始まります。
Q1(ネイティブ面接官):
サイバーアタックを防止できると言う人もいますが、どう思いますか?
A1:
そう言う人もいると思います。
ただ、サイバーアタックも急速に高度化しているから、私は難しいと思います。
実際、サイバー攻撃の件数も増加しています。
Q2(ネイティブ面接官):
サイバーアタックへの対策はどうすればよいでしょうか?
A2:
国際的なネットワーク網、例えば、全世界が一丸となって攻撃に対抗できるような強力なシステムが必要だと思います。
Q3(日本人面接官):
これまでの戦争と比べて、「どう脅威なのか」をもう少し具体的に教えてください。
A3:
従来の戦争であれば、大きな被害を与えるのに様々な武器が必要ですが、
サイバーアタックの場合、たった一回の攻撃で、会社全体に大きな被害を与えることができます。実際に、日本の会社も攻撃を受け、大きな被害を被っています。
Q4(ネイティブ面接官):
日本人は、今後サイバーアタックにうまく対処していけると思いますか?
A4:
そう思います。
日本人一人一人がネットリテラシーを高めることで、うまく対処していける思います。
Q5(日本人面接官):
ネットリテラシーを高めるためにはどうすればよいでしょうか?
A5:
学校で、ネットリテラシーについて教えるべきだと思います。
今後は、ネットリテラシーについて、子供のうちから知っておくことが必要だと思います。
こんな感じでした。
やり取りは、もちろん英語です。
実際は、こんな風にスムーズにやり取りできたわけではなく、
答えるのに間が空いてしまったり、
言い間違えたり、意図したことと異なる表現になったところも
多かったと思います。
そもそも、
スピーチの主張とちぐはぐとか、的を得た回答になってない、
と思われたものもありそう・・・。
スピーチより質疑応答の時間が長かったので、
1問1問回答するのにめちゃくちゃ必死で、
心の中で「早く終われ」って、
叫んでました(笑)
以上が、スピーキング試験の内容です。
面接自体は、トータル10分ぐらいで終わりました。
ただ、とても緊張していたので、
試験全体が1分ぐらいに感じました・・・。
終わった後の脱力感は、半端なかったです(笑)